英単語を暗記していないと英語ができない!
前回、英文法の基本を学習し終わったら、ボキャブラリー(英単語の知識)を増加させることが大切だと書きました。
でも、なぜ、ボキャブラリーを増加させなければならないのでしょうか?
皆さんは、日本語の「達人」ですよね。
日本語はペラペラのはずです。
そこで、1つしていただきたいことがあります。
今、「机の上にリンゴがある」とします。
あなたがいる位置からは、机の上に何があるのか見えるのですが、友達からは見えません。
そこで、友達が、「机の上に何があるの?」と聞いてきたとします。
そこで、「リンゴ」「赤い」という言葉を使わずに、友達に、机の上に何があるのか伝えてみてください。もちろん、日本語で。
無理ですよね。
つまり、日本語がペラペラの達人でも、「リンゴ」「赤い」という言葉を使えないだけで、机の上に何があるのかを、伝えることができないのです。
これを言い替えると、いくら「日本語の仕組み」を知っていても、言葉を知らないと、何も話せないというわけです。
英語も同じです。
いくら「基本にカエル英語の本」で、「英語のしくみ」を理解して、日本語と英語の違いがわかるようになって、英語が理解できるようになっても、言葉(英単語)を覚えていないと、まったく英語ができないのです。
というわけで、ボキャブラリーが重要というわけです。
「じゃあ、早速、沢山、英単語が載っている参考書を買ってこよう!」と思わないでください。
もし、皆さんが、辞書を1冊、丸暗記できるのなら、それでも問題ありませんが、普通は、そんなこと、出来ないですよね。
少なくても、私は、はじめの3ページくらいで、挫折します(笑)
つまり、英単語帳を買ってきても、よほどのことじゃないと、途中で、挫折してしまうと思います。
では、どうすればいいのか?それは次回に。