英語の勉強の前に、まずは「国語」の勉強が必要

前回、英語が苦手な人が、なぜ「英語が難しい」と感じるのか、その原因は、「語順」を理解できていないことにあると書きました。
でも、なぜ、多くの人は「語順」が理解できないのでしょうか。

さらに、なぜ「語順」がマスターできないのか、原因を追及してみたところ、英語が苦手な人は、実は「国語が苦手」だということが、わかりました。
「日本語と英語の違い（語順）」がわかれば、英語（入門）は簡単なのですが、英語が苦手な人は、その前提となる「日本語」が十分に理解できないので、英語も難しく感じていたのです。
つまり、英語が苦手な人が「英語は難しい」と感じる理由は「国語のチカラ」に問題があったためなのです。

というわけで、英語が苦手な人が、英語の勉強で、まずすべきことは、「必要最低限の国語を身につけること」です。
具体的には、「主語」「動詞」「目的語」「補語」「副詞」「形容詞」とは、どういうものなのか知って日本語の文から、これらのものを見つけられるようになることです。
このようなものを見つけられるようになれば、「日本語と英語の違い（語順）」がわかるようになって、丸暗記ではなく、英語を理解できるようになります。
ただ、この練習をするために、国語の参考書を買って、勉強するのも効率が悪いと思います。
なので、お勧めの参考書があります。
それは次回に。
ちなみに、オチだけ書くと、何度も紹介している「基本にカエル英語の本」と「眺めてわかる英語の本」です。