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ボキャブラリーを増やすには「状況」を作る

前回までの話をまとめます。

◆英文法の基本を学習し終わったら、ボキャブラリーを増加させることが大切
◆その理由は、いくら「基本にカエル英語の本」で、「英語のしくみ」を理解して、日本語と英語の違いがわかるようになっても(つまり、英語が理解できるようになっても)、言葉(英単語)を覚えていないと、まったく英語を使えないため。

というわけで、今回から、ボキャブラリーを増やす方法について紹介していきます。

大分前に、友人から「Excel(パソコン用の表計算ソフト)を使いこなせるようになるには、どうすればいいの?」と聞かれたことがあります。

なぜ、この人、私に、このような質問をしてきたのかというと、自分は、パソコン教室に通って、一生懸命、Excelを勉強しているのに、全く身につかず、一方、私は、パソコン教室に通うことなく、Excelを手足のように使いこなしているので、何か「Excelを使いこなす秘訣」があるに違いないと思ったからだそうです。

しかし!

実は私、ものすごくアナログ人間で、社会に出るまで、「インターネットとはYahooのことだ」と思っているくらいパソコン音痴でした。
そんなパソコン音痴な私が、「Excelを使いこなす秘訣」なんて、知るよしもありません。
では、なぜ、パソコン音痴の私が、手足のようにExcelを使いこなせるようになったのでしょうか。

答えは簡単。
「(以前、勤めていた会社で)強制的に、Excelを使わされたため」です。
つまり、私はExcelを使えないと仕事ができない状況だったので、Excelを使いこなせるようにならざる得なかったのです。

・・・実は、この話は、ボキャブラリーを増やす方法と関係があります。
つまり、単語帳を買ってきて、暗記しようと思っても、パソコン教室に通っていた友人と同じく、覚える必要性がないので、なかなか覚えられないのです。
つまり、「この英単語を覚えないと、××という仕事ができない!今すぐに覚えないと!」のような必要性がないので、ダラダラしてしまって、結局、覚えられないのです。
というわけで、英単語を覚えて、ボキャブラリーを増加させるには、英単語を覚えないといけない状況にしないといけないのです。
その話は次回に。

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